激走!中山道315km④愛知犬山〜岐阜関ヶ原(55キロ)
この走る旅を始めて4日目の朝。
前日里山を65キロを走った身体は酒も受け付けず、倒れるようにAirbnbで見つけたゲストハウスで眠りにつきました。
思えばラグビーワールドカップが終わってまだ2週間。5年間、良かったことはあまり思い出しませんが
(責任が重くてうまく行ってもほっとしただけ)、
チャレンジングだったことの連続で、改善できることは山積みで。メンタルは相当強くなりました。
それこそ元総理大臣に怒鳴られる位では慌てなくなりました。
そして朝5時に起きます。
野宿でも良かったんですが、携帯電話、夜間走る用のライト、
Goproの充電も必要で地元の宿泊施設、なるべく地域密着のゲストハウスに泊まるようにしました。
1時間で準備をして、6時に出発。
元お寿司屋さんのゲストハウス。
女将さんも大変親切な方でした。
犬山城。目を凝らすと見えてきます。
満月だったか?早朝なのに煌々と輝いてます。
中山道鵜沼宿に入ります。
街道の真ん中を車道が走ってますが、
左右には昔を忍ばせる木造の家屋が多く残っています。
見事な格子。
左手側には日本酒の酒蔵、菊川の文字が見えます。
この鵜沼には松尾芭蕉が滞在したと言われてます。
この白い柱に松尾芭蕉が彫ったという句。
ふく志るも 喰へは喰せよ きくの乃酒
見事な家屋と消防の高見櫓。
ザ・旧街道という素晴らしい、どこか懐かしい風景。
ものを思わせる風情です。
やがて県道に合流します。
さすがと言うかロードサイドに熟女キャバクラ。
まじか岐阜。
美しい秋の空。
中山道沿いの神社。
岐阜と言えば岐阜タンメン。初耳。
中山道を探しながら走ります。
植栽選定中の一里塚。
遂にはもう1基。
江戸時代の旅人のため、4キロ(1里)毎にあった目印でした。
加納宿のはじまり。
八幡神社の立派な樹木。
加納宿に横たわる川。
加納天満宮。
奥に見えるのは岐阜駅。
加納宿が岐阜になったんですね。
目に眩しい11月の空。
木曽は山奥ということもあり寒かったですが、どんどんと暖かくなってきます。
河渡宿。
この時間帯は人気がなく。
生活の息吹を感じます。
学生服屋さん。懐かしい感じ。
トイレマーク。
神様です。一番な心配ごとは足の痛みより、トイレ(笑)。
美江寺宿にある美江神社。(笑)
昔住んでいた大阪の田舎を思い出す風情。
美江寺宿の周辺図。
広重の浮世絵に描かれたという景色。
幾つもの川を越えてきましたがそのそれぞれにロマンと個性を感じます。
旧中山道の道標。
赤坂宿に入ります。
蛍で有名な抗瀬川。
蛍のモニュメントと。
高見櫓。
赤坂宿の本陣跡。
江戸時代の町並み。
格子の屋敷。
赤坂宿を抜けると関ヶ原の戦いのはじまり。
垂井にあるキャプテンつばさスタジアム。
商店街のはじまり。
垂井宿周辺図。
西へ向かうので暮れてくると西陽がもろに。
第一の?鳥居。
昔の旅籠。今はお休みどころ。
垂井一里塚。
新幹線が見えます。ということは新幹線からもこちらが見えるんですね。
次通ったらわかるかな。
桃配山。天武天皇がここに陣を構え山桃を配り勝利した故事に因みます。
徳川家康最初陣地。
秋風関ヶ原。
関ヶ原古戦場。
徳川家康最後陣地。
今日は関ヶ原まで52キロ。
右はご存知葵の御紋(徳川家康)。
ひとりは万人のために、万人はひとりのために、それが一番良い、ということですが
これはラグビーのONE FOR ALL, ALL FOR ONEに通じる昔からの日本人の心意気なんですね。
5日目に続く